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電子書籍出版サイト パブー閉店のおしらせを読んで

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パブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム 昔、まだキンドルが日本に上陸していなかったころ、お世話になった電子書籍販売サイトがついに閉店するそうです。 正直な話、キンドルと比べてほとんど売れなかったため、閉店したらせっかくたまったポイントが換金できないまま消失します。3000円以上はハードルが高すぎました(^_^;)  (3000円未満でも、9月末に支払いされるそうです。1000円ないけどね・涙) そして今年初めぐらいだったでしょうか、有料販売するには「特定商取引法に基づく表示」が義務づけられ、個人出版でも氏名、住所、電話番号の表示をするように、と規約に含まれました。 そのお知らせメールを読んだとき、冗談かと思いました。それぐらいありえない規約に驚き、撤退していてよかった……と思いました。 電書を販売している作家さんたちは、個人情報を公開しなくても出版社に守られる、というのもおかしな話です。売上なくても個人出版は個人情報丸裸にしないと売っちゃだめよ、というのがパブーの方針らしいです。ありえない(#^ω^) そもそも、「パブーというプラットフォーム」を通して販売しているのだから、 「特定商取引法に基づく表示」 はパブーを運営している会社のことではないのでしょうか??? もし自作品をまだ販売していたら、すぐに中止してアカウント削除しますよ、ええ、もちろん。何の後ろ盾もない個人が、個人情報大公開という超絶なリスクを冒してまで売るような代物じゃないですし。 ……その当たりに言及したサイトがほとんどヒットしないので、騒ぎにはならなかったようです。もうパブーはなくてもキンドルがあれば、それで充分だから、その時点で撤退した販売者が多かったのかもしれません。 参考: 電子ブックの個人出版は特定商取引法の適用対象か? – 諌山裕の仕事部屋 一番の被害者は、有料で買った読者の方ではないでしょうか? PDFなので読めなくなることはないでしょうけど、サービス停止したら、データを再ダウンロードできなくなります。 あと、専用アプリがないと読めないサービスだったら、アプリそのものが使えなくなるのと困るのも電子書籍の短所です。そういった点がクリアできれば、紙書籍並に高くても気軽に買えるんだけどな、といつも思います。 ↓パブーの規約スクショ