映画ボヘミアン・ラプソディを観た。映画ロケットマンとある点が似ていた。

 2018年にブームになったボヘミアン・ラプソディのDVDを買って観ました。
で、去年、映画ロケットマンを観ていたんですよね。展開というか、主人公の運命が似ていて偶然とはいえ、興味深かったです。

ボヘミアン・ラプソディのほうはフレディ自身がとうの昔に鬼籍になっているためか、本心を語るシーンは控えめでした。周囲の証言で作られたのか、こういう気持ちだから、そんな行動をしたのかな、と想像できるのがよかったです。
ライブのシーンは圧巻。とくに4人が出会い、初めてライブをしたシーンの再現がかっこよすぎてたまりませんでした!
あと、元奥さんのメアリがいい人。彼女なりに愛してたんだろうけど、いろいろ辛かったんだろうな、という匂わせシーンに泣けました。耐えれられず、愛人作ったり……。

いっぽうのフレディがふとしたメンバーとの喧嘩で、「家族を持っているおまえたちはいいよな」と言っていたのが印象的でした。
いくら売れて有名人になっても、常に愛情に飢えていたのかもしれません。

 ……ここで書くとネタバレになるので控えめにしますけど、ロケットマンでは悪役(?)だったジョン・リードが、ボヘミアン・ラプソディではまったく逆のいい人風になっていたのに驚いた。
だけど、そのリードの子分みたいなマネージャーの行動が、親分そっくり。これ真似したんじゃないかってぐらい動機もやり口も。類は友を呼ぶそのまんまw
クイーンメンバーのときは、リードは本心を出さなかったのかもしれません。以前、それで失敗して、エルトンと不仲になったから……。もしくはすぐに売れなかったから、あまり興味なかったのかも。
ただリードのすごいところは、大スターを見る目と耳を持っていることですね。彼の存在がなければ、クイーンもエルトン・ジョンも売れないアーティストで終わったかも。

というわけで、興味あれば2作品を比べて観るのも面白いです。



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